人は死ぬとどうなるのか。
これについて漠然とでも答えられない限り、死生観があるとは言えないでしょう。もちろん「人が死ねば無だ。何も残らん!」というのも一つの立派な考えですが。
私自身は、「無だ」ということでは説明のできない現象がたくさんある以上、どうやらそうではなさそうだ、という方に傾いています。お迎えとか臨死体験とか生まれ変わりとか。自分の経験によるものではないので、確信とか断言とかいうレベルではありませんが。
折しも、この1~2年でその種の本が増えてきたような気がします。そういうものを信じる人が増えたかどうかまではわかりませんが、私のように「端から否定することはしない」という人は確実に増えていることと思います。いかがでしょうか。
この1ヶ月くらいの間にもそういう本がいくつか出ます。自分なりに集中して読書をしてまとまった時間考えてみるつもりです。結論のようなものが出るかどうかはわかりませんが、いろんな角度から考えて、思考をもっともっと深めたいのです。
さっき電子版で買った本がこちら(リンク先は楽天のKoboです)。
![]() 「霊魂」を探して【電子書籍】[ 鵜飼 秀徳 ]
|
東日本大震災によって被災者でない我らの死生観が変わることはないだろう、と当時は思っていました。ただある種の話題がタブー視されなくなった、大っぴらに語られるようになった、という点では少なからぬ影響があったのかもしれません。